「漫画」で感じる日本語

日本語の文法を「漫画」で紹介。その意味や使い方を視覚から感じてみよう。

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

音で覚える日本語 動詞その15  「すいます」

漢語普通話母語話者向けに描いてみた。 たばこを吸っている人に苦情を言って、男の人が吸うのをやめるという設定。 題して曰く、 「诉、依、すいます」 「吸います」は基本動詞の一つとして最初のほうに習うことが多い。 ただ、たばこ以外にはあんまり使わな…

音で覚える日本語 動詞その14  「ききます」

漢語普通話母語話者向けに描いてみた。 溜息をつく(喟喟 kui4 kui4)友だちに訊ね、話を聞くという設定。 「訊く」と「聞く」のダブルミーニングを狙ってみた。 題して曰く 「喟喟、ききます」 追悼、たてかべさん。

音で覚える日本語 動詞その13  「かきます」

漢語普通話母語話者向けに描いてみた。 帰国するために休暇届を書くという設定。 題して曰く、 「开(请假单)归国、かきます」 「かく」には色々な意味がある。 字を「書く」のと絵を「描く」のが同じ発音ということは、 日本人は両者を同じようにとらえて…

音で覚える日本語 動詞その12  「かいます」

漢語普通話母語話者向けに描いてみた。 犬を買うかどうか、家族会議で決めるという設定。 題して曰く 「开议、買います」 「買う」と「飼う」のダブルミーニングだが、 ちょっと「飼う」のイメージのほうが強いかな。

音で覚える日本語 動詞その11   「あいます」

漢語普通話母語話者向けに描いてみた。 お見合いパーティーで偶然、知り合いに会ってびっくりという設定。 題して曰く 「啊、咦、あいます」 幼馴染だったら、なおさら気まずいかも。

音で覚える日本語 動詞その10  「いきます」

漢語普通話母語話者向けに描いてみた。 飼っていた亀が逃げ出して、遺失物センターに探しに行くという設定。 題して曰く 「遗龟了、行きます」 実は猫と同じくらいリクガメを飼ってみたい。

音で覚える日本語 動詞その9   「やすみます」

漢語普通話母語話者向けに描いてみた。 キリスト(耶稣 Ye1 su1)が目をこすり(眯 mi1)、一休みしている設定。 題して曰く 「耶稣眯、やすみます」 一休さんスタイルであわてないあわてない。

音で覚える日本語 動詞その8   「はたらきます」

漢語普通話母語話者向けに描いてみた。 夏のビーチ(海滩hai3 tan1)。 若いお兄さんが海の家の客引き(拉客la1 ke4)をしている設定。 題して曰く 「海滩で拉客、はたらきます」 海でゴロゴロしたいなあ…。

音で覚える日本語 動詞その7   「おわります」

漢語普通話母語話者向けに描いてみた。 試合終了まであと12秒。 しかし、勝てそうもなくて諦めかけている場面。 題して曰く、 「我完了、おわります」 最後まで諦めてはいけません。

音で覚える日本語 動詞その6   「ねます」

漢語普通話母語話者向けに描いてみた。 乳母(奶妈 nai3 ma1)が育児疲れでつい寝てしまうという設定。 題して曰く 「奶妈がねます」 中国では皇帝がその乳母と関係を持つことも少なくなかったとか。 その辺の話も調べてみるとおもしろそう。

音で覚える日本語 動詞その5   「起きます」

漢語普通話母語話者向けに描いてみた。 鶏が「喔喔 wo1wo1」鳴いて、寝ていた「龟 gui1」が起きるという設定。 題して曰く 「喔喔、龟が起きます」 中国では雄鶏の鳴き声がこうだそう。

音で覚える日本語 動詞その4   「かえります」

漢語普通話母語話者向けに描いてみた。 農閑期、都会に出稼ぎに行っていた人が夏に帰郷する場面。 題して曰く 「凱里にかえります」 凱里市と言う所は、ミャオ族が多いということでそれっぽく。

音で覚える日本語 動詞その3   「来ます」

漢語普通話母語話者用向けに描いてみた。 なかなかネタが思いつかなかったので中国語入力で検索。 すると「鬼妈」がヒット。 タイ映画のタイトルだった。 これを参考に、怖~い守護霊がやってくるという場面を描写。 題して曰く 「鬼媽が来ます」 「鬼 gui3…

音で覚える日本語 動詞その2   「のみます」

漢語普通話母語話者向けに描いてみた。 「糯米酒」とは「酒醸 jiu3 niang2」とも言い、日本の「甘酒」にあたる。 題して曰く 「糯米酒を飲みます」 夏の季語ということで、夏っぽく描いてみた。 個人的には、缶入りのしか飲んだことはないけど。

音で覚える日本語 動詞その1   「たべます」

漢語普通話母語話者向けに描いてみた。 題して曰く 「拓本を食べます」 ヤギが蘭亭序の拓本を食べている様子。 もうちょっとストーリー性を持たせれば、エピソード記憶にもなるかも。 横に王羲之を愛した唐太宗が嘆いているのを描くとか。

敬語について その1

日本語学習において、大きな壁となるものの一つ。 それが敬語。 別に日本人だけが敬語を使っているわけではないのだが、 表現形式が異なるので苦労する学習者が多い。 たとえば、尊敬語と謙譲語を取り違えたりとか。 まあ日本人も使い慣れていないと、なかな…