敬語のついて その2 尊敬語(素材敬語)
敬語の種類には、素材敬語と対者敬語というものがある。
素材敬語とは、話題の人物への敬意を表すもの。
日本語の尊敬語がこれに当たる。
例えば、以下の通り。
敬意の対象は先生。
その対象の行為を敬って表すことで、敬意を表している。
ただ、実際の日常生活においては、上記のようにならないこともある。
つまり、対象がその場にいない場合、敬語を使わないこともあるということ。
例えば、以下の如く。
なんだか内々での会話、って感じがする。
上記の例の場合は、聞く人が友人なので、聞き手に対する敬意もない。
では、聞き手にも敬意を表したい場合はどうなるか。
それは、以下の様になる。
「尊敬語[お~になる]+丁寧語[~ます]」という形。
尊敬語は先に説明した素材敬語である。
それに対し、丁寧語は聞き手への敬意を表す言い方、対者敬語に当たる。
ちなみに、話題の人物と聞き手が同一の場合も同じ様になる。
と、こんな理解でよかったかな。
敬語の感覚は使ってないとすぐに鈍ってしまう(;´・ω・)
最近は日本語すら怪しいんじゃないかと…。
次回は対者敬語。